どんぶり日記

日々の戯言を垂れ流し。隙間時間はYou Tube。

ライナスの毛布

2学期から幼稚園行くの嫌だ~と度々言うようになった息子。

しかし最近、嫌だ、とは言わなくなってきました。

3連休が二度もあったため「今日幼稚園行く日?」とは朝に聞いてくることはあるけど・・・。

これも嫌だからなのかな(^^;?

もしかしてこれが良かったんじゃないかな?と思うことがあるので記録しておきます。

 

2学期が始まり幼稚園が嫌だと言い出し、楽しく行けるようにとった対策は

①オモチャを貸してと言えない息子のために早めに登園して使いたいオモチャを確保できるようにする

②勇気が出るおまじないと言ってお気に入りのキャラクターの絆創膏を貼っていく

 

でした。

以前ブログにも書いた朝早く行くということで、場面緘黙の症状がある息子の幼稚園の自由時間は過ごしやすくなったようです。

そして最近になって②の対策が効果を発揮するようになりました。

 

絆創膏を貼るのを思い当たったのは、私の体験からです。

結婚してから環境が変わり、軽く鬱っぽくなった私は、結婚後移動した職場へ行くと軽い動悸を起こすようになってしまいました。その時に「大丈夫」の願掛けに何か身に着けたいと思って、思いついたのが指輪です。これが結婚指輪でないのが悲しい(笑)お金のない私たち夫婦は結婚指輪を買っていません。結婚を機に義母から「太って入らなくなっちゃったからもらってくれる?」と言われたもらった指輪を出社時に身に着けるようにしました。

「指輪をはめているから大丈夫」「指輪をはめているから大丈夫」

そう思い込んでいる内に出社時の動悸は収まりました。もしかしたら移動先に慣れたからかもしれませんが、思い込みの力ってすごいです。

 

その経験から息子にも何かお守り代わりに身に着けられるものがあれば良いのではないか?と思い、息子の好きなキャラクターの絆創膏を買ってきました。

「幼稚園行くのが緊張しちゃうようだったら、元気になるおまじないに絆創膏つけていかない?」

「これを見てママを思い出してね。大丈夫。大丈夫。」

と言うと

「可愛い!これつけていきたい!」

 

と喜んで貼って登園してくれました。

 

しかも帰りのお迎えでは

「絆創膏のお陰でね、かーしーてって言えたよ~」

と喜んで報告してくれました。

「でもね、だーめーよって言われちゃった。

絆創膏すぐはがれちゃったからかな~。」

と言われてしまいました。

 

その後数日絆創膏をして行ってくれましたが、

したいと言わなくなるように。

ま~キャラクターの絆創膏は高いし、ま~いっか~(^^;

と思っていました。

 

そうしたら先週から

「運動会の練習緊張しちゃうから絆創膏つけていきたい!」

と言うようになりました。

おお!あの絆創膏は効果があったのか!!

「もちろんもちろん!」と喜んで私は絆創膏をつけてあげました。

 

運動会の本番でもないのに練習で緊張している息子。

来年の小学校進学はどうなることやら。

それまでにいくつか自分を安心させられる方法を彼なりに身に着けてもらいたい。

 

こういう心の安心材料を「ライナスの毛布」というそうですね。

物でも習慣でも良い、いつもの自分を思い出させて安心させてくれる何かを

敏感っこな息子も不安症の私も探して心の糧にしていきたいです。